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エコンバート工法

事業分野
法面事業
カテゴリ
環境緑化工事
工種
植生工法
分類
外来植生対策工

特徴

 エコンバート(E-convert)工法は,外来草本類が生育している既存法面に対し,外来草本類の根系伸長領域となる土層(約15cm程度)の剥ぎ取りを行うことなく,経済的かつ安全に外来草本群落を在来種の木本植物群落に転換できる再緑化工法です。

 施工方法は,必要に応じて既存植生の草刈を行なってから出芽抑制層(5cm厚)を吹き付け,あるいは出芽抑制マットを張り付け,その上に菱形金網を張り,在来種木本種子を混合した生育基盤層(斜面樹林化工法)を吹き付けます。

 エコンバート工法は,国立公園内や公園に隣接する地域,あるいは環境保全上重要な地域において,既存法面の外来草本群落を在来種群落に転換(再緑化)する場合に有効です。

対応箇所

 従来工法で外来草本群落が形成されている法面

利点

  1. 外来草本類が生育している基盤を剥ぎ取る必要がない。
  2. 外来草本類の埋土種子や根系が混入している既存基盤の上に出芽抑制層を造成するので,剥ぎ取り土の捨土に伴う外来草本類の逸出の心配がない。
  3. 出芽抑制層と生育基盤層の吹き付けには同じ吹付機が使用できるので効率よく施工できる。

施工手順

手順1 草刈工
手順2 出芽抑制層吹付工,または出芽抑制マット張工
手順3 金網張工
手順4 斜面樹林化工

播種工で導入された在来木本群落と外来草本群落の違い

  • 在来木本群落は斜面樹林化工法で形成されました。
  • 外来草本群落は従来工法(植生基材吹付工)で形成されました。


標準断面略図



施工直後

  • 樹林化工法区は,当初から斜面樹林化工法が施工された法面です。
  • 従来工法区は,当初から外来草本類による植生基材吹付工が施工された法面です。


施工4年4ヵ月後

  • エコンバート工法により,従来工法で形成された外来草本群落が,斜面樹林化工法で形成された在来木本群落と同じ群落に転換されつつあります。