事業分野から探す

スペースパック工法(トンネル覆工用裏込め注入工法)

事業分野
地中事業
カテゴリ
既設構造物補修工事
工種
裏込注入工法
分類
可塑性グラウト

特徴

 スペースパック工法は、トンネル覆工コンクリートの背面空隙や地下空洞等に可塑性の注入材を充填する工法です。特殊な材料や製造設備を用いることなく適度な流動性、収縮や材料分離に対する抵抗性、地山の亀裂や覆工面のクラックから漏出しないなどの性能を確保する事ができます。注入設備もモルタルポンプと高所作業車だけなので大幅なコストダウンを実現しました。

対応箇所

トンネル覆工コンクリートの背面空洞における裏込め注入

〇水と接する部分における地下空洞への充填

  河川構造物、港湾構造物、既設構造物と地盤の境界面、密閉された管内の充填、廃坑の充填等

〇その他限定注入が要求される注入、充填等


利点

1.経済性 
  • 使用材料が少なく、安価な材料を使用します。 
  • 市販モルタルに増粘材スラリーを投入し、ミキサ車で混合するシンプルな製造システムです。
  • 限定注入が可能で、覆工のひび割れや目地からの材料漏洩も少ないため、材料ロスが少なくなります。
 2.多機能性 
  • 注入材の流動性保持時間、設計基準強度、水中分離抵抗性が使用条件に応じて調整が可能です。 
3.高信頼性 
  • 1液性のため、注入材の品質確認が容易です。
  • 水中分離抵抗性が高く、水中または湧水のある空洞部注入でも安定した品質を確保できます。
4. 環境影響
  • 六価クロムが溶出しません。
 5.製造・施工の高い自由度 
  • 施工条件によって製造システムの選択が可能です。(ミキサ車運搬方式、現場プラント方式)
  • 長距離圧送が可能なためトンネル坑内の施工設備を最小限にすることができます。

施工手順

〇 ミキサ車運搬方式

  1. 生コン工場でモルタルを製造し、ミキサ車で運搬します。
  2. ミキサ車により注入箇所へ運搬し、モルタルポンプおよび高所作業車を用いて注入します。
  3. 隣接する注入管からの材料流出または、注入圧の上昇(0.1~0.2MPa)を確認後、注入を完了します。

施工概要図

【水中分離抵抗性 確認試験】

水中でもグラウトは分離することなく形状を保持します。