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工法名
エポコラムTaf工法(地中障害物混在地盤対応地盤改良工法)
工法概要データ
- ■登録No.:技審証第2206号
- ■登録No.:QS-180012-A
- ■登録No.:0223
工法の特徴
エポコラムTaf工法は、従来では補助工法を必要としていた既製コンクリート杭等の地中残存物の破砕撹拌と地盤改良とを同時に同一工程で行うことで、施工の効率化と省エネルギー化を図り、廃棄物の発生抑制が可能です。
工法の対応箇所
- 基礎的用途:建物・タンク基礎・擁壁基礎・護岸基礎・橋脚等の構造物基礎
- 複合地盤的用途:沈下対策・すべり対策・側方変位対策・液状化対策
- 仮設的用途:土留壁・遮水壁・地中切梁
○改良仕様
- 改良径:φ1.0m~φ2.5m
- 施工長:(標準)20m~22m、(継足し施工;40m~50m)
- 改良強度:Fc=1,000kN/㎡~2,000kN/㎡
○適用可能な範囲
- ・単軸施工機種(φ1,500mm~2,500mm)で適用可能。
- ・適用地盤(砂質土,礫質土;N≦50,粘性土;N≦20)
- ・中間層に転石(φ300mm程度以下)が点在する場合でも攪拌混合が可能。
- ・支持層への根入れ能力
- 砂質土,礫質土:N≦50,粘性土:N≦20,風化岩≦50(Dm級)
- ※支持層への根入れ長は,上記のN値で0.50m~1.00m程度とする。
- ・残置地中障害物
- 既製コンクリート杭・表層改良体・中層改良体・深層改良体・コンクリートガラ・瓦礫等
- ・標準施工深度:20.0m~22.0m
- ・継ぎ足し施工深度:50.0m
○適用できない範囲
- ・硬質岩盤(岩級区分A~C級)へ根入施工する場合
- ・残置地中障害物:場所打ち杭・鋼製杭・基礎フーチング等の場合
この工法の利点
効果が期待できる適用範囲
- ・工期短縮を期待する現場。
- ・傾斜した支持層への根入等においては、RW刃体の活用等も効果がある。
- ・地中障害物の位置は不明であるが、地中障害物の混在が予測される現場。
施工手順
出典:エポコラム協会 設計施工マニュアル