TECHNOLOGY <<事業案内に戻る
工法名
粒状種子実播工法
工法概要データ
工法の特徴
車両による現場へのアプローチや機械施工が困難な、石礫の多い荒廃渓流や崖錐斜面をはじめとする山岳荒廃地を緑化する工法です。
生育基盤材、肥料、種子などを混合し加工したペレット種子を、人力施工や航空実播工法で播種することにより、植生回復を図ります。

工法の対応箇所
- 石礫の多い山岳荒廃地
- 立地的に機械施工が困難な山岳荒廃地
- 荒廃渓流、山腹崩壊跡地、山火事跡地、噴火災害跡地など
この工法の利点
- ペレット種子を散布するだけ 機械施工が困難な山岳荒廃地、荒廃渓流、土石流跡地での施工が可能です。
- 資材運搬が簡単 ペレット種子は軽量なので、資材搬入路が整備されていない現場でも人力運搬が可能です。
- 航空実播にも応用可能 軽量なので、ヘリコプターなどを使用した航空実播種工にも適用できます。
- 優れた保水性と保肥性 ペレット種子には肥料養分が含まれ、保肥性に優れるため、導入植物の良好な生育が期待できます。
施工手順
人力運搬工 → 区画割工 → 粒状種子実播工

施工地の植生推移


荒廃渓流の復旧状況


土石流跡地の復旧状況


山腹崩壊地の一部での試験施工事例
