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工法概要データ

事業分野 法面事業
カテゴリ 斜面・法面崩壊防止対策
工種 モルタル・コンクリート吹付工
分類 ポンプ式長距離圧送吹付
NETIS
  • 登録No.:KT-150100-VR

工法の特徴

従来技術では施工困難な、長距離・高揚程・高強度(配管長400m、高さ120m、圧縮強度24N/mm² 以上)の圧送吹付を可能にしたモ
ルタル・コンクリート吹付工法です。高流動性モルタルを高圧コンクリートポンプで圧送し、配管先端部に設置した混合装置でエアと
急硬剤を圧送モルタルに混合して吹付けます。

工法の対応箇所

従来工法では吹付けが困難であるホース延長100m以上、直高45m以上にある箇所への施工が可能です。また、設計基準強度がσck=24N/mm2のため、従来工法では難しい高強度の構造物への吹付が可能です。

  • ・法面保護に用いる吹付工・吹付枠工
  • ・グラウンドアンカーの受圧構造物(吹付枠工、受圧板)
  • ・長距離・高揚程の施工難所の構造物構築
  • ・落石予防工(根固め工)など

この工法の利点

  1. 高流動モルタルを用いることで、長距離・高揚程の施工が可能です(高さ120m、配管延長500m)。
  2. 1:3配合モルタルで単位セメント量が480kg/m3以上と多いので、リバウンドが少なく、均質で高強度な構造物を構築できます(設計基準強度σck=24N/mm2)。
  3. 特殊急硬剤の添加量の増減により、モルタル硬化時間の制御が可能です。
  4. キリファイバーを混入することで、クラックの発生を抑制することができます。

施工手順

  1. 準備
  2. プラント設置
  3. 配管設置
  4. 機械試運転
  5. 試験圧送
  6. 圧送吹付
  7. 配管撤去
  8. プラント撤去
  9. 清掃・片付

施工事例


TGG 高松コンストラクショングループ