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工法名
ノンフレーム工法
工法概要データ
事業分野 | 法面事業 |
カテゴリ | 斜面・法面崩壊防止対策 |
工種 | 抑止工 |
分類 | 地山補強土工法 |
工法の特徴
ノンフレーム工法は、自然斜面の樹木をできるだけ伐採せずに、斜面表層の不安定部を長さ3~5m程度の自穿孔式補強材による補強土工と、支圧板の効果と補強材頭部の連結効果により、複合的に斜面の安定化を図る工法です。
工法の対応箇所
- 小崩壊の可能性がある自然斜面ほか
この工法の利点
- 斜面上の樹木を残して施工するので、景観・環境保全に寄与します。
- 斜面の改変をしないで施工することにより、樹木伐採や切土・法面整形、植生工といった工程が不要であるので、工期短縮・コスト縮減が実現できます。
- 斜面の改変をしないで施工することにより、応力開放・雨水の浸入などで施工中の斜面の安定性を損なうことなく、施工の安全性の向上につながります。
- 小規模の設備で施工するので、狭い施工ヤードでも施工が可能です。
- 二次製品の支圧板を用いるので、急傾斜での作業が省力化されます。
施工手順
標準的な施工手順(自穿孔)
- 準備工
- 位置決め工
- 足場工
- 削孔工
- 孔内清掃工
- 注入工
- 確認試験工
- 支圧板設置工
- 頭部連結材取付工
- 片付け