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工法概要データ

事業分野 法面事業
カテゴリ 斜面・法面崩壊防止対策
工種 抑止工
分類 地山補強土工法

工法の特徴

パワーネット工法は、不安定な斜面表層などの全体を素線強度1,770N/mm2を誇る高強度ネットで覆い、安定地盤にネイル(異形棒鋼)で固定する、柔構造の斜面安定工法です。


パワーネットの標準構造
パワーネットの標準構造

高強度ネットの諸元
高強度ネットの諸元

工法の対応箇所

  • 切土法面ほか
  • 災害復旧工、急傾斜地崩壊対策工、老朽化モルタル吹付面の対策工、落石予防工、落石発生源対策工ほか

この工法の利点

  1. コンクリート構造物に比べCO2排出量が大幅に減り、環境負荷が低減します。
  2. 柔構造のネットなので、地震や凍上隆起などによる地山の歪みに対して追随し、耐震性・耐凍上性に優れています。
  3. 材料の多くは二次製品であり、安定した品質が確保でき、吹付枠工に比べ、施工管理項目が軽減します。
  4. 二次製品が多いため、作業工種が少なく、気象の影響を受けにくいので、工期の大幅な短縮が可能です。

施工手順

標準的な施工手順(孔壁が自立する場合)

  1. のり面清掃工
  2. 高強度ネット資材運搬工
  3. ネイル設置工(削孔・注入)
  4. グラウンドマット工
  5. 高強度ネット張工
  6. 締付工

TGG 高松コンストラクショングループ