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工法名
ファーストクリート工法(長距離・高揚程・高強度圧送吹付工法)
工法概要データ
事業分野 | 法面事業 |
カテゴリ | 斜面・法面崩壊防止対策 |
工種 | 抑制工 |
分類 | 現場打吹付法枠工(長距離圧送吹付) |

- ■登録No.:KT-150100-VR
工法の特徴
重量比1:3配合のモルタルに、高性能AE減水剤とクラック発生抑制短繊維材「キリファイバー」(NETIS No.KT-140036-VE)を混合させた高流動性モルタルをコンクリートポンプにより、吹付箇所の近傍に設置した合流装置(ラインミキサ)まで圧送します。合流装置(ラインミキサ)内で特殊急硬剤とエアを混合させ、瞬時にエア搬送に適する低スランプにし、均質かつ高強度のモルタルをのり面に吹付ける工法です。

工法の対応箇所
従来工法では施工が困難であるホース延長100m以上、直高45m以上にある箇所への施工が可能です。また、設計基準強度がσck=24N/㎟であるので、従来工法では難しい高強度構造物への適用が可能です。
- ・法面保護に用いる吹付工・吹付枠工
- ・グラウンドアンカーの受圧構造物(吹付枠工、受圧板)
- ・長距離・高揚程の施工難所の構造物構築
- ・落石予防工(根固め工)など
この工法の利点
- 高流動モルタルを用いることで、長距離・高揚程の施工が可能です(高さ120m、配管延長500m)。
- 1:3配合モルタルで単位セメント量が480kg/㎥以上と多いので、リバウンド少なく、均質で高強度な構造物を構築できます(設計基準強度σck=24N/㎟)。
- 特殊急硬剤の添加量の増減により、モルタル硬化時間の制御が可能です。
- キリファイバーを混入することで、クラックの発生を抑制します。
施工手順
- 準備
- プラント設置
- 配管設置
- 機械試運転
- 試験圧送
- 圧送吹付
- 配管撤去
- プラント撤去
- 清掃・片付
施工事例
