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工法名
ソイルクリート工法
工法概要データ
事業分野 | 法面事業 |
カテゴリ | 斜面・法面崩壊防止対策 |
工種 | 抑制工 |
分類 | 簡易吹付法枠工 |
工法の特徴
ソイルクリート工法は、従来の金網型枠を用いず、簡単な組立枠を用いた半円状の枠断面である吹付法枠工法です。
盛土のり面対応のAタイプ、切土のり面対応のMタイプ、地山補強土工の併用が可能なダイザタイプ、テトラタイプがあります。
モルタルにアラミド短繊維を混入し、吹付モルタルの整形性、ひび割れ抑制や凍結・融解抵抗性の向上を図っています。
工法の対応箇所
- のり面勾配1:0.6より緩勾配の自然斜面および切土・盛土の造成のり面
この工法の利点
- ●簡易な組立枠を使用し、凹凸に沿った施工ができます。
- ●直接、地山にモルタルを吹付けるので、密着性に優れ基礎コンクリートを必要としません。
- ●表流水の排水性に優れ、枠内の滞水を防ぎます。
- ●縦横に連続した枠なので、表層剥落に対する抵抗力があります。
- ●緑化基礎工として機能し、安定した緑化をはかることができます。
- ●資材が軽量であり、設置が容易であるため、施工性、経済性に優れています。
- ●標準スパン以外の対応が容易です。
施工手順
- 準備工
- のり面清掃工
- ラス張り工
- 鉄筋組立・組立枠設置工
- 吹付工
- 枠内植生基材吹付工
- 後片付け工