TECHNOLOGY <<事業案内に戻る


この工法を印刷する prints

工法概要データ

事業分野 法面事業
カテゴリ 落石対策・補修・調査
工種 落石対策工
分類 落石防止柵工(高エネルギー吸収型)

工法の特徴

高エネルギー吸収型の落石防護柵です。落石等の運動エネルギーを、主にリングネットとブレーキリングの変形特性によって吸収でき
るので、落石エネルギー250kJ~3,000kJまで対応できます。


標準断面図

リングネットの形状および諸元
リングネットの形状および諸元

ブレーキリングの変形状況
ブレーキリングの変形状況

工法の対応箇所

斜面、切土法面など

  1. 道路災害防除
  2. 急傾斜地崩壊対策
  3. 砂防・治山事業
  4. 落石災害の危険性がある工事における安全対策

この工法の利点

  1. 実物大の落石実験(スイス、日本)を繰り返し実施し、高い落石捕捉能力を検証しています。
  2. 支柱間隔は、タイプごとに自由度があります。
  3. 合理的な下部構造設計が可能です。
  4. 交換基準が定められていて、適切な維持管理が可能です。
  5. 多様な施工条件に適用可能です。
  6. 柵の背景が透けて見え、景観に優れています。
  7. (財)砂防・地すべり技術センターから建設技術審査証明を取得しています。

施工手順

  1. 資機材搬入、足場仮設
  2. アンカー設置
  3. 基礎部のプレート(グラウンドプレート)設置
  4. 支柱および山側控えロープ(リテイニングロープ)設置
  5. 側部控えロープ(ラテラルロープ)およびリングネット懸架ロープ(サポートロープ)設置
  6. ロープ全体の調整
  7. リングネットの設置
  8. 金網(ワイヤメッシュ)の取り付け
  9. 全体の調整
  10. 足場解体、資機材搬出

TGG 高松コンストラクショングループ