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工法名
RCネット工法
工法概要データ
事業分野 | 法面事業 |
カテゴリ | 落石対策・補修・調査 |
工種 | 落石対策工 |
分類 | 落石防止網工(エネルギー吸収型) |

工法の特徴
RCネットは、菱形金網、ワイヤロープ、アンカーおよび緩衝装置などで構成された高エネルギー吸収型落石防護網工です。ワイヤロープに緩衝装置を備えることで落石エネルギーを吸収し、落石の跳躍を抑えエネルギーを減衰させ安全な場所(法尻の余地)まで誘導あるいは斜面の途中で停止させます。
RCネットの構造概略
工法の対応箇所
- 落石の発生の恐れのある斜面。
- 大きなエネルギーの落石まで対応が可能。
RCネット適用目安
この工法の利点
従来の落石防護網のアンカー部分に端緩衝金具、ワイヤロープ部分の交点にクロス緩衝金具を用い、落石によるエネルギーを緩衝金具とワイヤロープの摩擦エネルギーで吸収する特性を持った高エネルギー吸収型落石防護網であり、RCネットは現地条件により4型式の選択が可能です。
覆式、ポケット式RCネットは最大落石重量200kN(約20t)、最大落石エネルギー約8,000kJに対応可能です。
RCネットの4つの工法
施工手順
代表的な施工手順を示します。
覆式
- 準備工
- RCネット金網組立工
- RCネットロックアンカー設置
- RCネットワイヤロープ組立
- RCネットクロス緩衝金具組立工
- RCネット端緩衝金具組立工
- 片付け
これらの写真は2015年12月以前に施工したものです。
ポケット式
- 準備工
- RCネットロックアンカー設置
- RCネット支柱設置
- RCネット金網組立工
- RCネットワイヤーロープ組立工
- RCネットクロス緩衝金具組立工
- RCネット端緩衝金具組立工
- 片付け