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ワイヤーネットワーク工法は、斜面上の転石や浮石、風化した岩盤に対し、縦横の格子状と斜め方向に斜面に沿うように張ったメインワイヤロープにより、浮石や転石が斜面上から落下しないように落石の発生を予防する工法であり、落石発生源対策工に分類される工法です。

転石や浮石、風化した岩盤のある斜面など

1. 道路災害
2. 砂防工事
3. 急傾斜地対策工事

などに適用が可能です。

1. 主材料が工場製品なので、品質が安定しています。
2. ワイヤロープ主体に用いた工法なので、斜面の凹凸の整形や樹木の伐採がなく、景観および周辺環境への適応が可能です。
3. ワイヤロープにテンションバー(張力維持装置)を付けているので、気温の変化に左右されず、常に設計抑止力を与え続けることが可能です。
4. ワイヤロープを縦横方向のほか、斜め方向にも用いるので、落石に対しての抑止力が向上しています。
5. ワイヤロープをアンカーで固定し、ある一定の張力を保つことにより、浮石等の安定性確保が可能です。