TECHNOLOGY <<事業案内に戻る
工法名
パッチガード工法(内部挿入型犠牲陽極材)
工法概要データ
工法の特徴
パッチガード工法は断面修復箇所のマクロセル腐食による再劣化防止を目的として開発された、小型点状タイプの犠牲陽極材です。
陽極材を既設コンクリート内に削孔挿入し、鉄筋と接続することで亜鉛と鉄とのイオン化傾向の違いにより鉄筋の腐食を抑制します。
PatchGuardTMは英国Concrete Preservation Technologiesで開発された製品です。
工法の対応箇所
気中部、喫水部のコンクリート構造物
この工法の利点
・ 結束ワイヤーは耐久性に優れたチタン製を採用しています。
・ 作業員による施工のばらつきを抑制するため、結束線と鉄筋との接続には結束バンドを採用しています。
・ 陽極材は既設コンクリート内へ削孔設置するため、埋戻し材の品質による影響を受けにくく、高い防錆効果を得ることができます。
・ モニタリングによる効果の確認や、施工後の期待寿命の評価が可能です。(オプション)
・ 陽極材はΦ25mmの削孔のみで容易に取り付けることができ、追加はつりを必要としないため工期短縮やコストの低減が可能です。
・ 供用年数に対応した4タイプの陽極材を用意しております。(65g、120g、160g、180g)特殊品も対応可能です。
施工手順
別途 標準施工マニュアルをご参照ください。