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工法名
デュオガード工法(ハイブリッド犠牲陽極材)
工法概要データ
工法の特徴
コンクリート構造物の塩害対策に効果的な電気化学的補修工法の[外部電源方式]と[流電陽極方式]の2つの工法特性を融合した全く新しいタイプの補修工法です。
[外部電源フェイズ]
コンクリート構造物へ削孔挿入した陽極材を直流電源の+側へ、鉄筋を-側へ接続し通電を行うことで塩化物イオンを陽極側へ引き寄せ、鉄筋周りの環境が改善されます。

[流電陽極フェイズ]
所定の期間通電後、直流電源を取外し鉄筋と陽極材を直結することで、亜鉛と鉄のイオン化傾向の違いにより、鉄筋の腐食を長期的に抑制します。

DuoGuardTMは英国Concrete Preservation Technologies社で開発された製品です。
工法の対応箇所
気中部、喫水部のコンクリート構造物
この工法の利点
・ 外部電源は9Vを標準とするため、大掛かりな電源装置を必要としません。
・ 施工後、標準7日間程度で通電解除ができ、その後は最低限のメンテナンスで運用することができます。
・ モニタリングによる効果の確認が可能です。