TECHNOLOGY <<事業案内に戻る
工法名
パッチガード工法(内部挿入型犠牲陽極材)
工法概要データ
工法の特徴
コンクリート構造物内部鋼材の塩害等によるマクロセル腐食抑制に効果的な犠牲陽極材です。
・コンクリート構造物内の鉄筋に接続することで、亜鉛と鉄のイオン化傾向の違いにより鉄筋の腐食を抑制します。
工法の対応箇所
・気中部、喫水部のコンクリート構造物(条件により水中部も可能)
この工法の利点
・陽極材に施された特殊触媒による独自の発電システムを採用しています。
・結束線は耐久性に優れたチタンを採用。作業者による施工のばらつきを低減させるために、結束バンドを用いて結束線を鉄筋へ確実に固定します。
・既設コンクリートへ削孔挿入するため、埋戻し材の品質による影響を受けにくく、高い防錆効果を得ることができます。
・モニタリングによる効果の確認が可能です。(オプション)
施工手順
- 乾式ドリルを使用し、コンクリートはつり面に削孔します。
- 結束線を巻き付ける鉄筋を磨き面が出るまで研磨します。
- 削孔した孔の内部を水で清掃したのち、専用のバックフィル材を充填します。
- 孔の内部へ陽極材を挿入します。
- 陽極材の結束線を鉄筋の磨き面へ巻き付け、結束バンドで固定します。
- マルチメーターを使用し、結束線と鉄筋の電気的導通を確認します。
- 通常の手順で埋戻します。