News Release

お知らせ News Release

2024年07月09日

技術情報

PFAS に係る環境問題対策に関する共同研究を開始しました

 東興ジオテック株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社⻑:瀬⾼末広)、⻘⽊あすなろ建設株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社⻑:辻井靖)、みらい建設⼯業株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社⻑:⽯橋宏樹)(以下、髙松グループ3社)、及び国⽴研究開発法⼈農業・⾷品産業技術総合研究機構(本部:茨城県つくば市、理事⻑:久間和⽣、以下、農研機構)は、PFAS(ピーファス)に係る環境問題に対する共同研究を 2024年4⽉に開始いたしました。

 PFASとは、⼈⼯的に作られた有機フッ素化合物の総称で、その種類は4,700以上にのぼると⾔われております。また、PFASは優れた耐⽕性・耐⽔性・耐油性等を有することから、我々の周りにあるあらゆるものに活⽤されてきました。

 しかしながら、その性質は難分解性、環境残留性、及び⽣体蓄積性を有し、⼈体の健康へ影響を及ぼすPFASの存在が指摘されています。

 現在、⼀部のPFASの輸⼊・製造等については、世界的な規制が設けられていますが、過去に排出されたPFASは様々な環境下に蓄積しており、⽇本国内においても規制値を超えるPFASが検出されております。

 本共同研究では髙松グループ3社のノウハウおよびグループとしての連携と、農研機構の微量分析・評価技術を以って、全国各地に存在する環境中のPFASを取り除く技術の開発に取り組みます。

 本共同研究を機に、当社は今後も環境問題に対する取り組みを継続してまいります。

共同研究の概要図

出典:環境省『「PFOS、PFOA に関するQ&A 集」及び「PFAS に関する今後の対応の⽅向性」等について』(https://www.env.go.jp/press/press_01977.html

TGG 高松コンストラクショングループ