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工法名
SGM軽量盛土工法
工法概要データ
工法の特徴
SGM軽量土は、粘性土等の土砂を液性限界以上に調整してスラリ-化し、これにセメント等の固化材、気泡・発泡ビーズなどの軽量化材を添加・混合した処理土です。本工法はSGM軽量土を、港湾・海洋環境での埋立や裏埋材等に用いて安定した軽量地盤を造り出す工法です。
工法の対応箇所
- 自然条件
・SGM軽量土の作成には、浚渫土や掘削土などの土が必要となります。 - 現場条件
・浚渫土などの土に軽量化材、固化材などを混合するためのプラントヤードが必要となります(100m3/hの場合、30×80m程度)。 - 適用可能な範囲
・対象とする土は、細粒分の多い浚渫土などから、砂分の多い土まで適用可能です。
・水中での打込み深度は-12mまで可能です。
この工法の利点
- 高含水比の浚渫土や建設発生土を原料として有効に活用できます。
- 堤体断面や矢板壁断面をコンパクトにできます。
- 耐震補強、護岸の嵩上げ、上載荷重の増加、増深などへの構造変更が比較的軽微な変更で可能となります。
- 既設盛土、構造物、埋設管など、近接構造物への影響を少なくできます。
施工手順

