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工法概要データ

事業分野 地中事業
カテゴリ 地盤改良工事
工種 薬液注入工法
分類 二重管ダブルパッカー工法

工法の特徴

 ケーシング削孔により設置したスリーブ付の注入外管を利用し、ダブルパッカを装着した注入内管を挿入して、1ショットで注入する工法です。1次注入としてセメントベントナイト液を注入し、2次注入としてゲルタイムの長い溶液型の薬液を注入します。薬液注入工法では最も信頼性が高い工法です。

工法の対応箇所

ダブルパッカ工法が優位となるケース

  1. 削孔深度が25m以上の場合
  2. ロータリーパーカッション方式の削孔が必要な場合
  3. 重要構造物の近接施工の場合(軌道下、道路下、建設物直近)
  4. 高い遮水性が要求される場合
  5. 大規模開削の底盤改良の場合
  6. その他特に高い注入効果を期待する場合

この工法の利点

  1. 注入外管を設置するため繰り返し注入が可能です。
  2. 長いゲルタイムの注入材による低量、低圧注入が可能であるため、重要周辺地盤への影響が少なく、重要構造物や埋設物への近接施工に適しています。

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