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工法概要データ

事業分野 法面事業
カテゴリ 緑化工法
工種 植生工法
分類 資源循環型緑化工
低炭素型工法
NETIS
  • 登録No.:QS-130003-VR

工法の特徴

 掘削土や崩壊土砂などの現場発生土を生育基盤の主材料に用いる資源循環型緑化工法です。施工プラントにおける現場発生土の独自調整技術と、用水に団粒化剤水溶液を使用する吹付方法を組み合わせることにより、生育基盤の最大80%に現場発生土を利用できます。

REG工法の資源循環型緑化システム
REG工法の資源循環型緑化システム

 リサイクルアースグリーン工法(REG工法)は、現場発生土を生育基盤材の容積比で最大80%使用することができます。これは、通常であれば客土吹付工のようにスラリー状にしないと施工できない量ですが、この工法は、1)現場発生土の独自調整法、2)短繊維の混合、3)団粒化剤水溶液を用水として使用することにより、金網張工を省略し、かつ現場発生土を主材料とする生育基盤を3~10 cm以上の厚さに吹き付けることを可能にしました。

 リサイクルアースグリーン工法(REG工法)は、災害による山腹崩壊復旧などで発生した土砂を有効利用することができ、さらに急速緑化から国内産在来種を用いた自然回復緑化にわたる幅広い緑化目的に対応することができます。

工法の対応箇所

土工指針「資源循環型緑化工」に準じます。

  • 砂質土,粘性土,礫質土,岩や岩屑盛土法面等
  • 1:0.5より緩勾配

この工法の利点

  1. 主材料に現場発生土(崩壊土砂や掘削土等)を使用してCO2排出量を削減
  2. 粘性土から砂質土まで幅広い現場発生土が利用可能
  3. 侵食防止剤と団粒化剤のWパワーで優れた耐侵食性を発揮
  4. 植物の生育に適する団粒構造の生育基盤を造成
  5. 急速緑化から在来種による自然回復緑化まで幅広く適用可能
  6. 短繊維材による補強効果で金網張工の省略が可能
  7. 現場内選別工法(ECS工法)等で選別されたすきとり土も利用可能

施工手順

  • 手順1 法面清掃工
  • 手順2 現場発生土篩工(REG吹付工と同時進行可)
  • 手順3 REG吹付工

標準施工フロー

REG工法の施工フロー

施工後の植生推移


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