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工法名
UVG工法(超音波振動注入工法)
工法概要データ
工法の特徴
薬液注入工法に用いる注入材に超音波振動を加えることにより、注入材が素早く、細く振動します。この現象を利用すると、注入材浸透時における細粒土粒子による間隙の目詰まりを抑制します。また、キャビテーション破壊時の圧力等により注入材の浸透が促進されます。その結果注入材が広範囲にきめ細かく地盤中に浸透します。
超音波振動注入(UVG)工法-UVG:Ultrasonic Vibration Grouting Method-では、この原理を用いて従来工法に比べて注入範囲や品質の向上が図れます。特徴には以下の様な点が上げられます。
- ●注入材が広範囲にきめ細かく浸透します。
- ●改良体の品質が向上します。
- ●注入材の吐出量を増大出来ます。
- ●注入材は特に限定しません。
- ●従来の注入機械にて施工が可能です。
注入装置の概要

工法の対応箇所
超音波振動注入工法に使用する材料は特に限定しませんが、緩結であることを推奨しています。
ゲルタイムの長い注入剤を用いて確実な施工を行うため、液状化対策や構造物の近接施工に適しています。
この工法の利点
試験工事の結果から超音波振動を与えた場合は、従来の施工方法に比べて優位な効果が確認されました。
超音波振動注入工法では以下の利点が生まれます。
- 品質の向上
改良範囲のバラツキが少なくなります。 - 注入範囲の向上
従来の注入方法にくらべ改良範囲が大幅に拡がります。
試験工事の結果



