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工法名
ALiCC工法(低改良率セメントコラム工法)
工法概要データ
工法の特徴
ALiCC工法(低改良率セメントコラム工法)は盛土直下全面に、セメント系改良体を大きな間隔で均等配置することによって、低コスト、工期短縮を実現すると共に、盛土中心部の沈下の影響による盛土周辺部の側方変形や表層の不同沈下抑制も期待できる工法です。
工法の対応箇所
- ・適用できる地盤 粘性土N≦6、砂質土N≦20(標準)
- ・「着底型」は供用までの期間が短いなど沈下量の制限が厳しい現場に有効です。
- ・「浮き型」は多少の残留沈下期間と沈下量を許容する場合に適用します。


※出典:ALiCC工法研究会パンフレット
この工法の利点
- 最大70%の工期短縮
従来工法で必要な圧密期間に対し、ALiCC工法では圧密期間は3割程度であるため最大70%短縮が可能となります。 - 28%程度以上のコスト縮減効果
盛土両側の法面下を改良する従来工法に比べて、28%程度以上のコスト縮減(改良長25m、着底型)効果が期待出来ます。 - 低改良率で高い変形抑制
盛土直下を全面改良することで低改良率であっても盛土直下の圧密沈下は抑制され、盛土周辺の側方変位を抑制することが出来ます。
施工手順
施工手順はHL-DJM工法に準じます。
