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工法概要データ

事業分野 地中事業
カテゴリ 測定・解析
工種 施工管理技術
分類 改良径測定技術

工法の特徴

 JMRIS®Jet-grout Monitoring system by AURIS )は、高圧ジェットによって発生する衝撃弾性波を利用して高圧噴射撹拌工法の有効径を測定する技術です。改良範囲の端部付近に挿入した計測管に高圧噴流が接触した際に発生する衝撃弾性波を高周波衝撃弾性波探査「オーリス®」の装置を用いて受信・解析することにより、高圧噴流の到達位置を改良体造成中にリアルタイムに検出します。(特許第6886860号)

JMRIS計測概要図
JMRIS計測概要図

工法の対応箇所

・高圧噴射撹拌工法全般

    この工法の利点

    1. 計測・記録装置は、持ち運びが容易な携帯型のコンパクトシステム機器です。
    2. 計測管は、地盤改良用ボーリングマシンで設置可能な小口径管(φ40.5~65mm)を使用します。
    3. 計測作業は、計測管上部にセットした受信センサーからの弾性波を受信するだけなので、作業が簡便であり、地盤改良の施工を妨げません。
    4. 改良体造成時の噴射深さに応じた受信センサーの移動や、引き上げ装置および位置合わせは不要です。
    5. 弾性波の高周波領域の計測は、検知帯域が限定されるので、計測結果の判定が明瞭です。
    6. 改良体の造成中に改良径の確認ができるので、必要に応じて即座に改良体配置の変更などの対応をとることが可能です。
    JMRIS計測結果例
    JMRIS計測結果例

    TGG 高松コンストラクショングループ