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工法名
DEPP工法(過剰間隙水圧消散工法)
工法概要データ
工法の特徴
DEPP工法とは、液状化の可能性がある砂地盤中に、合成樹脂製のドレーンを所定の間隔で鉛直に設置することによって、地震時に発生する過剰間隙水をドレーン内に早期に流入させ、過剰間隙水圧の上昇を抑制・消散し液状化を防止する過剰間隙水圧消散工法です。
工法の対応箇所
- 緩い砂質土地盤
- 控え式矢板護岸岸壁・護岸背面
- 地中構造物の周辺・直下
- 既設埋設管周辺
- タンク・建築物等の既設構造物周辺
工法の原理 | ドレーン材 |
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この工法の利点
- 周辺に影響を与えない
静的圧入工法により振動や騒音がほとんど発生しないので、施工時に周辺に影響を与えることはありません。 - 運搬・打設作業が容易かつ迅速
ドレーン材は、合成樹脂製であり軽量なので、運搬および打設作業が容易かつ迅速に行えます。 - 確実な施工管理システム
パソコンを用いた専用施工管理装置の導入により、施工管理が容易かつ確実にできます。 - 排水能力を半永久的に保持
ドレーン材フィルター部は目詰まりが起きにくく、またドレーン材自体も劣化しないため、排水能力を半永久的に保持できます。
施工手順
