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実績名
激甚災害対策特別緊急事業

施工実績詳細データ
施工内容
施工前の課題
- 激甚災害跡地の普及治山
- 土砂流出の防止と山腹の保護・安定化
- 周辺の森林景観と調和する自然回復緑化
解決策・提案内容
- 緑化目標:常緑広葉樹と落葉広葉樹群落の混交林の形成
- 吹付厚さ:5cm
- 使用植物:コナラ,アラカシ,ヤブツバキ,ネズミモチ,ヤマハゼ,ヌルデ,アキグミ,アカメガシワ,コマツナギ,ノシバ
併用工法 :簡易吹付枠工
施工前
- 水俣豪雨災害の復旧工事
施工直後
- 枠内緑化に斜面樹林化工法が適用された。
5ヵ月後
- 均一な発芽生育が確認された。
- 施工後初期からノシバ,ヌルデ,ヤマハゼ,アキグミが順調に発芽成立している。
2年3ヵ月後
- 先駆樹種が優占し,簡易吹付枠工は完全に遮蔽されている。
5年5ヵ月後
- 先駆樹種のアカメガシワ,ヌルデ,アキグミが優先し,林床には常緑広葉樹のアラカシ,ヤブツバキが生育している。
6年5ヵ月後
- 導入した在来木本群落の平均群落高は5mに達し、災害跡地であることがわからない状態にまで自然回復が進んでいる。
採用工法

早期発芽力検定法
種子の発芽率を休眠の有無に左右されることなく1週間内外で検定できる種子品質検査技術です。検定値と従来の検査法による発芽率
との相関は非常に高く、発芽率の変動が大きい木本植物種子の発芽率を事前に…
斜面樹林化工法(2層吹付システム)
2層吹付システム
国内産の在来木本種子を吹付けして法面を樹林化する自然回復緑化工法です。従来の植生基材吹付工の施工プラントに種子供給機を増
設した「2層吹付システム」により、生育基盤の表層2cm部分のみに種子を混合…