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工法名
CPG工法(コンパクショングラウチング 工法)
工法概要データ
工法の特徴
静的圧入締め固め(CPG)工法は、流動性の極めて低いモルタルを地盤中に圧入して均質な固結体を連続的に造成し、この固結体による締固め効果で周辺地盤を強化する液状化対策工法です。モルタルは低流動性のため一般に地盤に浸透せず、注入点付近で地盤を強制的に押し広げてそのまま充填固結し、締固め効果を発揮します。
工法の対応箇所
- CPG工法の適用範囲は、その「密度増大」という原理から砂質土系地盤としており、次の箇所へ多く適用されています。

施工状況(滑走路) | 護岸(斜め打ち施工) |
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この工法の利点
- 静的に圧入締固め
CPGポンプを用いた静的圧入により、無振動、低騒音で地盤を締固めるので、地盤変位や構造物変位が少なく、既設構造物の直下、直近地盤での施工が可能です。 - コンパクトな設備
注入位置には小型機械を設置するだけで、上空制限がある場所や、建屋の内部等の狭い作業空間や、多くの制限下での施工が可能です。 - 硬質地盤に対応
外径約70mmのロッドにより削孔するので、対象地盤の上部に硬い地盤が存在しても改良を行うことができます。 - 経済性
注入量の変更により土層に応じた改良率が設定でき、また改良不要な土層は中抜き施工によって、経済設計が可能です。
施工手順

