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施工実績詳細データ

事業分野 法面事業
都道府県 宮崎県
施工場所 宮崎県延岡市
発注者 国土交通省 延岡河川国道事務所
施工年月 2009年3月 ~2009年11月
採用工法 モルタル・コンクリート吹付工法
鉄筋挿入工
フリーフレーム工法

施工内容

施工前の課題

  1. 渋滞緩和への配慮(国道10号線で交通量が多い) 
  2. 雨期による二次災害防止

解決策・提案内容

  1. 当初設計図書では、鉄筋挿入工の施工は足場を組みボーリングマシーンで削孔する予定だった。しかし、足場組立時やボーリングマシン移設時にクレーンを使用するため、再三交通規制を行う必要が生じることから、足場を使用しない削孔機(CTB工法)を提案した。その結果、当初10回を予定していた交通規制が、CTB工法では2回(機械設置1回・撤去1回)に収まり、交通渋滞の緩和につながった。 
  2. 施工開始時に雨量計と地盤伸縮計を設置し、雨期の地盤の動きを確認しながら作業を進めた(結果的に地盤の動きはなかった)。

併用工法

新技術 

  • CTB工法(鉄筋挿入工)
  • キャップナット(鉄筋挿入工 部材)


施工状況

  • 施工前


  • 対策① CTB工法の採用により交通規制(片側通行)をせずに施工できた

この写真は2015年12月以前に施工したものです。

  • 対策② 地盤伸縮計と雨量計を設置して地盤の動きを監視し、安全に施工できた


  • 完成


採用工法

モルタル・コンクリート吹付工法

モルタル・コンクリート吹付工は、吹付機にセメントや骨材等を投入して撹拌し、コンプレッサによる圧縮空気で斜面等に吹き付ける工法である。岩盤の風化防止、雨水等の地山の浸透による侵食や崩壊の発生防止・緩…

鉄筋挿入工

地山を削孔し、比較的短い棒状補強材(モルタルまたはセメントミルク内に鉄筋等の芯材を設置したもの)を多数挿入することにより、


地山と補強材の相互作用によって法面崩壊を抑止する工法です。

フリーフレーム工法

フリーフレーム工法は、合理的な金網型枠の特性と吹付工法の特徴を生かして、切土のり面・自然斜面などに連続した枠を造成する工法です。

TGG 高松コンストラクショングループ