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実績名
道路改良工事

施工実績詳細データ
施工内容
施工前の課題
- 国立公園内の観光道路として,周辺の森林環境と景観的に調和した植物群落の形成
- 外来草本類を使用しない法面緑化
- 法枠工の遮蔽
解決策・提案内容
- 緑化目標:落葉広葉樹群落の形成
- 吹付厚さ:5cm
- 使用植物:ヤマモミジ,オオモミジ,シラカンバ,ヌルデ,アキグミ
併用工法 :吹付枠工
5年7ヵ月後
- 寒冷地のため生長は遅いですが徐々に法枠工が遮蔽されてきています。1段目では従来の外来草本類による急速緑化が行われています。
7年6ヵ月後
- 樹林化により法枠工はほぼ完全に遮蔽されました。しかし,急速緑化を行った1段目の外来草本群落は変化が見られません。
10年6ヵ月後
- 木本植物群落の生長に伴い,周辺の森林環境と法面植生が景観的によく調和しています。
採用工法

早期発芽力検定法
種子の発芽率を休眠の有無に左右されることなく1週間内外で検定できる種子品質検査技術です。検定値と従来の検査法による発芽率
との相関は非常に高く、発芽率の変動が大きい木本植物種子の発芽率を事前に…
斜面樹林化工法(2層吹付システム)
2層吹付システム
国内産の在来木本種子を吹付けして法面を樹林化する自然回復緑化工法です。従来の植生基材吹付工の施工プラントに種子供給機を増
設した「2層吹付システム」により、生育基盤の表層2cm部分のみに種子を混合…
RSセンター(種子専用貯蔵・製品化施設)
種子専用貯蔵・製品化施設
独自に開発した貯蔵技術を用い、国内産在来種子を最適な条件で貯蔵管理しています。種に応じた貯蔵手法の適用により、発芽率の低
下を抑えることができます。特定地域で採取した種子(地域性種苗)を用いる…