PROJECT <<事業案内トップに戻る
熊本3号湯浦地区法面1工区工事
施工実績詳細データ
事業分野 | 法面事業 |
都道府県 | 熊本県 |
施工場所 | 熊本県葦北郡芦北町湯浦地先 |
発注者 | 国土交通省 八代国道事務所 |
施工年月 | 2012年3月 ~2013年3月 |
採用工法 |
早期発芽力検定法 キリファイバー KTBスーパーフレーム グラウンドアンカー工法 フリーフレーム工法 |
施工内容
施工前の課題
前年度工事において、切土施工中に地山の変状が発生したために、押え盛土による応急対策を行った。
変状対策としてグラウンドアンカー工等の対策工が設計され、発注となった。
今回工事においては、施工中の崩壊の危険性があることから、地山の変位を観測しながら、変状を抑えて工事を完成させ
ることが必要であった。
解決策
①情報化施工
現地に伸縮計と傾斜計を設置して、地山の変状を計測しながら施工を行った。
計測値が基準値を超えた場合には、警報装置が作動して、現場担当者の携帯電話に通報されるシステムを導入した。
②排水処理
地山に流れる雨水が押え盛土に浸透して、押え盛土の変状が発生しないように、地山と押え盛土の境界部にモルタル吹
付による仮排水路を設置した。
現地状況
施工前
施工状況(伐採後)
伐採後、地山に亀裂が確認されたので、充填注入による雨水浸透防止対策を行った。
施工状況
掘削後、早期に緊張定着を行うために、当初設計である現場打受圧板から鋼製受圧板に変更した。
施工完了
採用工法

早期発芽力検定法
種子の発芽率を休眠の有無に左右されることなく1週間内外で検定できる種子品質検査技術です。検定値と従来の検査法による発芽率
との相関は非常に高く、発芽率の変動が大きい木本植物種子の発芽率を事前に…

キリファイバー(クラック発生抑制短繊維材)
クラック発生抑制短繊維材
KTBスーパーフレーム
KTBスーパーフレームは、斜面崩壊や地すべりを防止するためのグラウンドアンカーの受圧構造物であり、鋼板を用いた受圧板にガルバリウム溶射被膜をした完全防錆の高品質なアンカー受圧板工法です。
グラウンドアンカー工法
地山を削孔し、引張り材(PC鋼より線等)を挿入、緊張・定着して、法面崩壊を抑止する工法です。
当社実施権保有工法
VSL工法・SEEE工法・KTB分散型・KTB-SCアンカー・SSLアンカー工法・ス…