採用情報RECRUIT
意見を出せる女性も働きやすい環境にしていきたい
-
ー東興ジオテックを就職先に選んだ理由は?
大学で法面緑化に使用する植物の研究をしていました。その学んできた知識を活かせるような職種につきたいと考え、就職サイトで「法面緑化」というキーワードでみつけたのがきっかけです。
-
ー入社後はどのような仕事をしていますか?
入社してから3年間は工事部に所属し現場の施工管理をしていました。
1年目は基本的に先輩の下について施工の流れや工事現場でのルールなどを学び、2年目からは先輩のサポートを受けながら自分で現場を担当するようになりました。
入社4年目から現在の技術部 環境技術部に所属しています。 -
ー環境技術部とはどんな仕事を行う部署ですか?
工事現場で設計変更が出た場合の技術支援や工法提案をおこなう仕事です。提案の際には、現地調査や工法を選定する上で「安全が確保されるのか」という安定計算が必要になります。上司にも現地調査の同行を依頼し相談しながら、仕事をすすめています。
-
ー2つの部署を経験して感じたことは?
大学のときに法面緑化を学んでいた経験から、法面の工事は全て緑化工法で良いのではないかと考えていました。しかし現場で色々な工法に関わる機会が増え、技術部に異動してからも幅広い技術を学んでいく中で、あくまで緑化工法は「生活の安全を守る」ための一つの手段であって、その土地や、状況に合わせた工法を提案していくことが大切だという考えに変わりました。もちろん法面緑化は自分にとって興味がある工法なので関わる機会があると楽しいです。
-
ー東興ジオテックはどのような会社だと思いますか。
社員同士の繋がりがとても強く、分け隔てなく意見を交わせる会社だと思います。例えば、工法について大ベテランの方に直接相談したり、現場で問題が発生した場合には、自分の意見を上司に伝えたうえで意見交換をおこなっています。
入社前は、上下関係も厳しくて「あの人だけには負けない」というような競争が激しくて怖いという漠然としたイメージを持っていたのですが、思っていたよりもずっと穏やかで、働きやすい印象に変わりました。 -
ー実際に働いてみてどうですか?
現場では働きづらさは感じませんでした。現場に出たら性別関係なく、うまくいかないこともいっぱいあると思います。私も職人さんや先輩たちに泣きついたこともありますが、「人の命を守る、環境を守っていく、そういうことに携わっている」という気持ちを思い出し、周りのサポートもあって乗り越えることができました。
ただ、私の入社当時は施工管理として働く女性は1人もいない状況でした。男性には話しづらい悩みを相談できる、施工管理を経験している女性の同僚や先輩がいたらな、という気持ちはありました。 今は女性の施工管理社員も増えて、先日も後輩からちょっとした女性ならではの相談を受けたのですが、現場で経験してきたことを元に話をすることができました。自分が相談する女性の先輩がいなかった分、後輩に返していきたいと思っています。 -
ー今後、東興ジオテックを目指す学生さんにアドバイスはありますか?
工事現場で働くことに対して「女性だからなめられたりしないのかな、女のくせにと言われるのではないかな」というイメージがあるかもしれませんが、その心配はありません。自分の意見をちゃんと言えば、こうしたいということを伝えられれば、相手はそれを真摯に受け止めて対応してくれます。
「現場で働いてみたい」という気持ちを「女性だから」という理由で選択肢として外してしまったり、やらずに諦めてしまったりするのはもったいないと思います。男女関係なく、今のやりたい気持ちを尊重してまずはチャレンジしてみてほしいと思います。 -
ーこれから会社が、こうなれば良いと思うことはありますか。
まだ業界全体で女性を受け入れる体制を整えている転換期だと思っていますが、管理職を目指す人が増え、意見を出せる女性も働きやすい環境にしていきたいです。
私自身は部署を異動してからも手探りの状態で、具体的な目標はまだ見えていませんが、今の仕事一つ一つに丁寧に取り組んでいき、それを未来に繋げていきたいです。今やっていることの積み重ねでその道が見えてくると思っています。